副業ブロガーのトミヲ(@tomionomi1023)です。
ブログを運営していると、
- アクセスを上げたいけど思うように伸びない
- 頑張って記事を書いているけど最後まで読まれていない(滞在時間が短い)
という悩みはありませんか?
僕もブログを始めた時からアクセスを増やして、たくさんの方に記事を読んでもらいたいと思いながら、日々、記事を書いています。
書いていますが・・・
なかなか思うようにいきません。
アクセスはSNSが中心で、検索流入はほぼ「0」、記事の滞在時間も短くて本当に記事が読まれているのか?と疑問を感じる毎日です。
どうしたものかと思い、いろいろなサイトでブログ論を読んだりしましたが、結果が出ない。
このような状況を改善するべく、ウェブライティングの基本を勉強できて、実践すればブログ初心者でもアクセスが伸びると言われる「沈黙のWebライティング」を手に取りました。
ブログ初心者でも内容を理解しやすいように漫画形式で構成されていて、とても読みやすい本です。
また、例を交えながら「記事(コンテンツ)を検索上位表示させてアクセスを集める」「記事を読んでもらうこと」などの本質を知ることができました。
「沈黙のWebライティング」で学んだことを実践すればブログ初心者でも結果がついてくる1冊です。
僕のブログでも読まれる記事(=滞在時間が長い記事)を書くことができるようになりました。
「沈黙のWebライティング」は特にこんな人にオススメです。
- SEOやコンテンツマーケティングって何?という人
- 記事を検索上位表示させてアクセスアップを目指す人
- 最後まで読まれる記事が書きたい人
- 論理的な文章が書きたい人
- バズが起きる記事を書きたい人
- ブロガー、アフィリエイターの人
この記事では「沈黙のWebライティング」を読んで学んだ以下の2つについて書こうと思います。
- アクセスを伸ばすためのSEO対策記事の書き方
- 最後まで読まれる記事の書き方
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
沈黙のWebライティング
「沈黙のWebライティング」はWebプランニング会社「ウェブライダー」の代表でSEOのプロ・松尾茂起氏(@seokyoto)が書いた本です。
「ウェブライダー」は有名なWordPressテーマ「賢威」を開発している会社ですね。
「沈黙のWebライティング」は全7章、600ページ越えの分厚い本ですが、ほぼイラスト付きの会話形式で話が進むのでとても読みやすいです。
また、各章の最後には“その章のポイント”がまとめているので、章ごとに理解度を確認することができます。
公式サイトで試し読みができます。
「漫画形式で話が進む」とはどういうことか知りたい方は、公式サイトをのぞいてみてください。
>>>「沈黙のWebライティング – Webマーケッター ボーンの激闘 -」公式サイト
では「沈黙のWebライティング」のおすすめポイントをまとめます。
【おすすめポイント1】 SEO対策のできた記事の本質を学べる
※SEO対策の検索エンジンはGoogleを対象としています。日本で使われる検索エンジンの9割以上がGoogleの検索エンジンのためです。
普段、検索エンジンを使っているときは全く意識しませんが、Googleは企業です。
収益源は、ユーザーの検索結果に合わせて表示させている広告の広告費。
ここにSEO対策の本質があります。
Googleはユーザーの検索ワードに対してそれに適したページ(記事)を表示させようとします。
検索結果がユーザーに適したページならGoogleの検索エンジンに満足して、これからも使い続けるでしょう。
では検索結果がユーザーの求めるものと全く関係ないページばかり出たらどうでしょうか?
Googleは誰にも使われず、使われないものに広告費をかける企業はなくなり、衰退してしまいます。
つまり、Googleは自社の利益を出すために、ユーザーの検索ワードに対して適切なページを出さなければいけないのです。
よって、検索ワードにマッチして、ユーザーの評価が高い記事は、必然とGoogleの評価も上がり、検索上位に表示されるようになるのです。
もちろん、もっと細かいことはありますが、まずは「Googleがどのような記事を評価するのか」を理解することが、SEO対策の第一歩となるでしょう。
【おすすめポイント2】 検索意図を意識するようになる
ユーザーは何かしらの意思を持って検索エンジンを使います。
これを「検索意図」と言います。
「検索意図」とは例えばこのツイートのようなことです。
良いですね(๑˃̵ᴗ˂̵)
「ブログ PV」を検索意図で考えると、
・上げる方法を知りたい
・上がらない原因を知りたい
・そもそもPVって何?
・ブログのPVと収益の関係は?みたいな意図が隠れていそうなので、そういうとこも踏まえてタイトルに入れられるコンテンツが作れると良いですね٩( ᐛ )و https://t.co/IHplkna9II
— ショウ@アフィリとスプラ٩( ᐛ )و (@pierre_tsuyoi) 2018年7月10日
「ブログ PV」というキーワードで検索上位表示を狙うなら、「PVを上げる方法」について書くのか、それとも「そもそもPVって何?」という疑問に対する説明を書くのかが重要になります。
ユーザーの「検索意図」を推測して求められる記事を書くことでGoogleからのページ評価が上がり、結果として検索上位に表示されます。
【おすすめポイント3】 読まれる記事の書き方
読まれる記事の説明で2002年にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン氏の著書『ファスト&スロー』で主張されている脳の「ふたつの思考」を知ることが重要だと書いてあります。
脳の「ふたつの思考」は「システム1」「システム2」と呼ばれていて、簡単にまとめると以下のようになります。
- システム1:脳の負担を減らすため、物事を直感的に理解しようとする思考
- システム2:物事を論理的に理解しようとする思考
記事を読むときで考えると、まず、記事を見たときに「システム1」により直感的に読むか読まないかを決められてしまいます。
直感で判断されるため大切になるのが文章やサイトの見た目。
- 改行や行間は適切か
- 難しい漢字や専門用語は使っていないか
- 指示語ばかり使っていないか
- 文字サイズや色使いは適切か
- 適度に箇条書きなどでまとめを入れているか
- 図やイラストで見やすくしているか
ブログ論やTwitterでよく見かけますよね?
このようなことが言われる本質は記事を見たときに読みやすそう、ダメそうと直感(見た目)で判断されるからです。
行間がない、文字だらけのブログとか、パッと見ただけでもう読みたくないですよね。
そして、「システム1」の次に「システム2」の論理的思考が開始されるので、記事は論理的な文章を意識しなければいけません。
ここで、論理的な文章と言われると「私にかけるかな・・・」と思う方もいると思いますがご安心ください。
「沈黙のWebライティング」の中で、論理的な文章は「自分と相手の間に築く”理解の架け橋”」と書いてあります。
自分の伝えたいことを相手に伝わるようにする。これがウェブライティングの論理的な文章なのです。
書くのは論文ではなく、ブログです。決まった作法はありません。
自分の言葉で相手に伝わる文章
それがブログにおける論理的な文章なのです。
人はまず「システム1」の直感的思考で記事を判断し、「システム2」の論理的思考で読むということがわかれば、どのように記事を書くべきか見えてくるのではないでしょうか。
論理的思考→自分と相手の間に築く”理解の架け橋”
【おすすめポイント4】 ほかにも有益な情報が満載
「沈黙のWebライティング」にはほかにもすごい情報がたくさん書いてあります。
- 商品を選んでもらうためのライティング
- バズにつながるライティング
- サイト設計のやり方
- 外注ライターへの発注時の注意点
- インタビュー記事の書き方
「記事の検索上位表示」「最後まで読まれる記事」の本質ではなく、これらを達成するためのテクニックなのでこの記事では割愛します。
詳しく知りたい場合はぜひ本を読んでください。
僕は本を読んで「記事の検索上位表示」「最後まで読まれる記事」この2つを意識して書くことでいっぱいいっぱいですが、余裕が出てきたらバズにつながりそうな要素やサイトの設計の見直したいと思いました。
ウェブライティングは奥が深い。
まとめ
「沈黙のWebライティング」を読んで、特に初心者ブロガーなら絶対に知っておきたい
- アクセスを伸ばすためのSEO対策記事の書き方
- 最後まで読まれる記事の書き方
のポイントについて書きました。
- SEO対策=ユーザーが検索で求めることが書かれた読みやすい記事
- ユーザーの「検索意図」を理解して記事を書くことが検索上位表示への近道
- 直感的思考→論理的思考の順で記事は読まれる
まずは、検索上位表示を目指してユーザーの「検索意図」を推測しながら、読みやすく論理的な文章を目指しましょう。
「沈黙のWebライティング」はSEOを意識したライティングの良い教科書です。
ブログ初心者でアクセスが伸び悩んでいる、記事が全然読まれないという方にオススメの1冊です。
注意点
最後に、1つだけ注意していただきたいのは「沈黙のWebライティング」を読めば、
- 誰でも検索上位表示される記事が書けるようになる
- 誰でも読者をひきつけて最後まで読ませる記事を書くことができる
というような魔法の本ではありません。
あくまでも「検索上位表示される記事」「読まれる記事」を作るための本質が勉強できる本です。
読んだ後に本の内容を実践、試行錯誤して自分のライティング技術として身につけなければいけません。
本を読んで満足してしまう方は「沈黙のWebライティング」を読んでも成果が得られなかったと感じてしまうでしょう。
そこだけ、ご注意ください。
余談
この記事はいかがでしたか?
注意点で書いたように「沈黙のWebライティング」を読んで学んだことを、僕なりに実践した記事です。
冒頭部分にこだわってみたり、読みやすく、論理的な文章を書いたつもりです。
まだまだ書き慣れない部分はありますが、これからもGoogleに評価される役立つ記事を目指して書いていこうと思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!!
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