漫画が好きな人なら自分が好きな漫画や読んだ漫画の感想・レビューで稼ぎたいと思ったことがあるのではないでしょうか。
好きな漫画の感想を書いて収入が入れば次に漫画を買う資金になりますし、単純に嬉しいですよね。僕も漫画が大好きで漫画レビューブログを1年ほど運営してみました。
結果はMAXで月2万円ほど稼げました
漫画レビューブログを運営してみて、コツと稼ぐ方法さえわかれば月1万円なら誰にでも稼げると思いました。ただ、稼ぐコツと運営方法を知らないで闇雲に記事を書くと月1万円も稼げないと思います。
なぜなら、僕が稼ぐコツに気がつくまで半年ほどかかり全く稼げていなかったからです。闇雲に記事を書いていた期間の収益は月数百円程度でした。
そこで、この記事では僕のような失敗をするブロガーさんを増やしたくないという思いから、漫画レビューブログで月1万円〜数万円程度を稼ぐためのコツと方法をご紹介していこうと思います。
ちなみに漫画レビューブログで月10万円以上稼ぐためにはかなりの覚悟と根気が必要です。趣味の漫画レビューブログレベルではほぼ不可能だと思いました。それでも漫画レビューブログで頑張りたいなら月10万円以上も夢ではないと思いますのでこのあたりの方法論も合わせてまとめていきます。
漫画レビューブログを運営したい方の参考になれば嬉しいです
そもそも漫画レビューブログで稼ぐのは結構キツい
いきなり心を折るようなことをして申し訳ないのですが、コツを紹介する前に、漫画レビューブログで稼ぐことはそもそもキツいよって話だけさせて下さい。
漫画、小説、ビジネス書など読んだ本を紹介する書評ブログはそもそも稼ぐことが難しいと言われるジャンルです。実際に漫画レビューという書評ブログジャンルを運営してみて稼ぐことがキツい2つの理由が分かりました。
- 単価が低い
- そもそも売れない
単価が低い
Google検索で調べてもらえばすぐに分かると思うのですが、本を紹介するアフィリエイトってものすごく単価が低いです。例えばアマゾンアソシエイトで料率は3%、楽天アフィリエイトは1％です。
1,000円の本を売ってもアマゾンなら30円、楽天なら10円です。漫画は1冊500円程度ですので、1冊売っても10円前後の報酬にしかなりません。
つまり、1万円達成するためには1,000冊近く漫画を売らなければいけないのです…
絶望的ですね。
いちおう、これから紹介するコツを使えばここまで厳しくはないのですが、それでも漫画レビューブログは単価が低いので大きく稼ぐことは難しいことは頭に入れておいて下さい。
そもそも売れない
そもそも漫画の感想・レビュー記事から商品はほぼ売れません。
よく考えてみて下さい。
あなたは誰かのブログの漫画レビュー記事を読んでその記事のリンクから漫画を買ったりしますか？
僕は買ったことがないですね。ほかにも情報を集めるし、そもそも面白そうだと思ったら試し読みをしてすぐに買っちゃいますｗ
仮に売れるとすれば、漫画好き有名人とか、SNSで漫画好きのポジションを獲得している人でしょう。ブログを始めたばかりの何者でもない人の感想やレビューから商品は売れません。
「漫画レビューブログで漫画を売る」ということは想像以上にハードルが高いということをお伝えしておきます。（僕の記事が下手なだけかもしれませんが…）
じゃあ、漫画ブログを諦めるのかというと、僕は諦めきれませんでした
諦めきれずに試行錯誤して、なんとか誰でも月1万円を稼げるくらいのコツはつかんだつもりです。
では、漫画レビューブログで稼ぐ方法をまとめていきます。
漫画レビューブログで月1万円〜数万円を稼ぐために意識する4つのコツ
漫画レビュー記事で月1万円〜数万円稼ぐ程度ならしっかりと記事を書くだけでOKです。SNSはやらなくてもいいです。SNSに注力するくらいなら記事を書きましょう。
実際、僕はSNSが苦手なのでTwitterやInstagramなどで集客はやってませんし、コツを押さえて自分が面白いと思った作品を紹介しているだけです。
デメリットはSEOの集客がメインになるので月1万円以上になるには運営期間が3ヶ月〜半年以上は必要になることと、アプデの影響を受ける可能性があることです。その点だけご了承ください。
では、早速ですが、漫画レビューブログで月1万円〜数万円を稼ぐためコツは以下の4つになります。
- マネタイズ
- キーワード選定
- ジャンル・作品選定
- 記事構成
それぞれ見ていきましょう！
マネタイズ
これは漫画レビューブログだけに言えることではありませんが、ブログで稼ぎたいならまずはどの案件で稼ぐかを決めなければいけません。
漫画レビューブログなんだからアマゾンとか楽天アフィリエイトで漫画を紹介すれば良いんでしょ？
こう思ったなら月1万円は稼げません。何記事書いても稼げなくて3ヶ月後にはブログを辞めるていると思います。
漫画レビューブログでマネタイズするポイントは以下の4つです。
- 電子書籍
- マンガアプリ
- Kindle Unlimited
- Google アドセンス
これをみてピンときたならきっと稼げるかもう稼いでいる人だと思います。
それぞれ解説していきます。
電子書籍
漫画レビューブログで収益を上げたかったら「電子書籍」を紹介しましょう。理由は電子書籍のほうが料率がいいことと、電子書籍の漫画ジャンルはここ数年で市場規模が爆発的に大きくなっている（＝利用者が増えている）からです。
例えば、Amazonアソシエイトの紹介料は紙の本が3%なのに対して、電子書籍のKindle本は8%です。
同じ漫画を売っても報酬額が5%も違います。
ほかの電子書籍ストアも軒並み報酬料率が高額なので漫画レビューブログは必ず電子書籍を紹介しましょう。例えば料率10%のストアで「鬼滅の刃」の全巻セットを購入してもらえたらそれだけで1,000円くらいになります。これが紙の本だと100円くらいですからね。その差は歴然です。
電子書籍を紹介するときに利用するASPは案件が多いバリューコマースがオススメです。以下のような電子書籍ストアのアフィリエイトが用意されています。
- 楽天Kobo
- ebookjapan
- BookLive!
- BOOK☆WALKER
- コミックシーモア
- Renta!
- まんが王国
※楽天Koboは楽天アフィエイトにも案件がありますがバリューコマースのほうが料率が高いです
漫画レビューブログを運営するならバリューコマースに必ず登録しましょう。
商品の紹介はRinkerを使えばOKです。ただ、紹介するときは必ずKindleと楽天Koboは入れて下さい。理由はこの2つのストアが電子業界の1位と2位だからです。この2ストアだけで電子書籍利用者の50%をカバーできます。
あとは作品に応じて自分の好きなストアや料率の良いストアを紹介しましょう。
僕はコミックシーモアとebookjapanを紹介しているのでこんな感じになります。
正直、こんなリンクを設置しても紹介した商品は売れないと思います。でも、ボタンをクリックしてリンクを踏んでもらえば、アマゾンや楽天Koboで別の商品を購入されても報酬が発生するので必ず作品の購入先をまとめたリンクは設置しましょう。
マンガアプリをダウンロードしてもらう
漫画レビューブログは「マンガアプリ」を紹介しましょう。僕はマンガアプリをメイン案件としてかせぐことができました。
「マンガアプリ」というのは「少年ジャンプ＋」「マンガワン」などのスマホアプリのことです。このほかにもたくさんあります。
使ったことがないならどれでも良いので一度使ってみて下さい。
マンガアプリのアフィリエイトはアプリダウンロード後に起動をしてもらうと150円程度の報酬が発生します。
え？報酬100円ぽっち？
このように思うかもしれませんが、マンガアプリはダウンロードも漫画を読むのも無料なので紹介した本を買ってもらうことよりはるかに収益発生のハードルが低いです。
アプリで読める人気漫画を紹介して、無料で読めることを訴求しましょう。検索上位表示でアクセスが集まって毎日2件発生するだけで月1万円近くの収入になります。
マンガアプリのアフィリエイトをやるにはseedAppというASPに登録すればOKです。ただ、このASPは審査が厳しいのでしっかりとした記事を20記事程度書いてから申し込むようにしましょう。
Kindle Unlimited
Kindle UnlimitedはAmazonの電子書籍読み放題サービスです。漫画、小説、ライトノベル、ビジネス書などが月額980円ですが初めて利用する場合は初月無料で利用できます。
漫画を紹介するときにKindle Unlimitedで読める漫画なら合わせて紹介しましょう。Kindle Unlimitedは漫画が数万冊が1ヶ月無料で読み放題になるので心惹かれる人も多いはずです。
無料利用でも1件成約すれば500円の報酬になるので漫画アフィリエイトではかなり高額ですよね。
アドセンスはH2タグの上
漫画レビューブログはアドセンスも重要です。電子書籍やマンガアプリを紹介しても、正直に言えばそこまでCV率は高くありません。
最終的に離脱させるならGoogleアドセンスの広告をしっかり貼って収益につなげましょう。漫画レビューブログは上位表示できればPVをたくさん集めることができるのでアドセンスと相性バツグンです。
アドセンスは漫画レビューを始めて10〜20記事程度書いたら提携を申請しましょう。
審査に合格したらアドセンスはH2タグの上に設置していけばOKです。
いまはアドセンスの収益も下がって厳しくはなっていますが、無いよりはマシなので必ず設置してください。
キーワード選定
漫画レビューブログのマネタイズは「電子書籍」「マンガアプリ」「Kindle Unlimited」「アドセンス」でした。これらで収益を上げるために僕は以下のキーワードを狙っています。
- 作品名＋ネタバレ
- 作品名＋あらすじ
- 作品名＋感想
- 作品名＋評判
- 作品名＋評価
この中で収益性が高いキーワードは「作品名＋ネタバレ」「作品名＋あらすじ」です。
「作品名＋ネタバレ」「作品名＋あらすじ」で作品の内容を6〜7割程度書き、重要な部分はサラッと書くもしくは意図的に伏せておきます。そして、「マンガアプリなら続きが無料で読めます！」という感じでマンガアプリをダウンロードしてもらい成約を取っていました。
ちなみに「作品名＋感想」はあまり売れません。理由はこのキーワードで流入してくるユーザーはすでに作品を読んでいる読者であることが多いからです。とはいえ、流入はしてきてアドセンスでの収益化がねらえるのでキーワードには含めていたました。
上記を踏まえて、僕は以下のようなタイトルをつけています。
「鬼滅の刃」1巻のあらすじと感想【ネタバレあり】
よくある感じですが、これで十分です。余計なことをかくとカニバリが起きたりするのでシンプルにまとめるのが良いと思います。
それに最近はタイトルが長い作品が多く、検索結果にすべて表示できないことが多いです。なので、余計ないことを書く意味はあまりないかなと考えています。
ジャンル・作品選定
収益をしっかりと上げたいならブログに描く漫画はネットで人気のある作品やジャンルにしましょう。
以下のような作品やジャンルは特に狙い目です。
- メディアミックス作品
- ネット広告に出てくる作品
- ドロドロ系の漫画
- ティーンズラブ
- ボーイズラブ
- エロ系（扱いは要注意）
これらのジャンル・作品の新連載や始まって半年以内くらいの作品で、マンガアプリで読めると素晴らしいです。積極的に記事を書きましょう。
もちろん、面白ければ好きな作品をどんどん記事にして良いですよ。そのときもできればマンガアプリで読めるかをチェックして下さい。
ちなみにドロドロ系の漫画というのはネット広告によく出てくる「いじめ」「デスゲーム」「復讐」「不倫」などをテーマにした漫画のことです。倫理的には拒否したいけど、怖いもの見たさでみたくなるみたいなやつですね。
ネット広告のドロドロ系作品が嫌だ！
という意見をよく目にしますが、それだけ人の心に残っている広告ってことですよね。つまり気になっている人が多いんです。狙いましょう。ドロドロ系作品は完結しても毎月安定してアクセスを集めてくれます。
また、電子書籍はスマホがあればコッソリ読むことができるのでボーイズラブ、ティーンズラブ、エロ系などのちょっと人には隠しておきたいジャンルの作品が人気です。
エロ系を扱う場合は18禁までいくと利用規約とかに引っかかる可能性があるので注意しましょう。ここで言うエロ系は「To Loveる」「2.5次元の誘惑」「終末のハーレム」みたいなやつです。僕の趣味が丸わかりでマジ恥ずかしい。
どんな作品が当たるのか正直わからないので始めのうちは自分の感性で面白いと思う作品でマンガアプリで読めるものを記事にしていきましょう！
記事構成
僕は以下のような構成でレビュー記事を書いています。
- 導入
- あらすじ（2巻以降は前回までのあらすじ）
- 登場人物
- 各話のあらすじ、ざっくりとした展開
- 自分の感想
- まとめ
この構成の重要なポイントは登場人物を書くことと各話のざっくりとしたあらすじを書くことです。
感想は僕はわりとアツく書いちゃうのですが、正直にいえば「これ読まれてるのかな？」と思いながら書いてますｗｗｗ
狙うキーワードが「作品名＋ネタバレ」「作品名＋あらすじ」なので各話のあらすじをしっかり書けばOKです。注意点はあらすじや展開を全部書いてしまうと読者はそれで満足してしまうので「気になる！」くらいにとどめてマンガアプリを紹介するようにしてください。
漫画レビューブログで月10万円以上稼ぐためには？
漫画レビューブログで月2万円ほど稼げましたが、月10万円以上稼ぐことは可能なのか？という点について考察していきます。
結論としては可能だと思っていますが、紹介する作品や案件を上手く選ばないとかなり厳しいでしょう。（僕は達成出来ていないので…）
Ubersuggestで稼いでイそうな漫画ブログを研究して達成するために必要なことはなんとなく予想がついたのでまとめておきます。
月10万円稼ぐためには以下を意識しましょう。
- 人気作品のレビュー記事を書く
- 高単価の電子書籍案件を紹介する
- 記事数を増やす
人気作品のレビュー記事を書く
漫画ブログはSEOの集客で膨大なアクセスを呼び込むことが可能です。
例えば今なら「鬼滅の刃」とかですかね。実は僕が稼げた要因も人気作で膨大なアクセスを集めることが出来たからです。たまたまブログ開設直後に書いた好きな漫画がアニメ化されて、検索流入が一気に増えました。
1話放送後は凄まじかったですね。「作品名＋ネタバレ」「作品名＋あらすじ」の流入でアクセスが爆発していました。
このように旬の作品や人気作品でアクセス上位を取ることができれば漫画ブログで稼ぐことは可能です。ただ、どうやって上位を取るかという部分が一番の課題になります。
高単価の電子書籍案件を紹介する
漫画ブログで稼ぐためには紹介する電子書籍案件をしっかり選びましょう。バリューコマースで高単価の案件はebookjapanやまんが王国です。
新規利用者を獲得したときのみですが、2000円以上の報酬になります。5件獲得できればそれだけで1万円です。
電子書籍業界はいま右肩上がりで伸びている市場なので上手く案件を紹介できればかせぐことができると思います。
ASPの方と話をしたとき、トップブログではebookjapanやまんが王国を紹介して稼いでいるとのことでした。
記事数を増やす
最後は物量作戦なので個人ブログには正直不向きです。
しかしながら、人気の漫画ブログや稼いでいる漫画ブログをみるとおそらく外注を使って記事を量産しています。
記事の量産戦略をやったことがないので、これがいまのSEOに合う戦略なのかどうかは僕には分かりません。しかしながら、たくさんの記事で細かなアクセスを集めて高単価の電子書籍案件やマンガアプリ案件で収益化しているなら稼げそうな匂いはしています。
ただ、記事量産は外注でお金がかかったり、個人でやるのは難しかったりするので僕はおすすめしません。
漫画レビューブログで月数万円稼ぐコツと方法｜まとめ
漫画レビューブログで稼ぐためのコツについてまとめました。
- マネタイズ
- キーワード選定
- ジャンル・作品選定
- 記事構成
漫画レビューブログをはじめとする書評ブログは紙の本を紹介して収益化出来ていないのが現状だと思います。
稼ぐためには「電子書籍」「マンガアプリ」など紙の本よりも高単価の案件を紹介しましょう。
きちんとキーワードとジャンル・作品を選んで記事作成すれば半年〜1年くらいで月1万円以上は稼げると思います。
この記事が誰かの役に立ちますように。それでは！
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