内部リンクは別ウィンドウと同一ウィンドウどちらにするべきかを考える

副業ブロガーのトミヲ(@tomionomi1023)です。

一般的に記事のリンクは「内部リンク」なら同一ウィンドウ「外部リンク」なら別ウィンドウと言われていますが、実際にどのようにするのが良いでしょうか?

というのも、僕はリンクは「内部リンク」「外部リンク」に関わらず別ウィンドウで開いた方がいいと思っていました。

実際に僕のブログはリンクをクリックすると別ウィンドウで開くように設定していたのですが、スマートフォンのユーザーを考慮すると同一ウィンドウで遷移させるべきと思うことがありました。

そこで、PCとスマホ両方で記事を読みやすいと感じてもらうために、リンク先のウィンドウは以下のようにするのが良いと考えます。

  • 内部リンク→同一ウィンドウと別ウィンドウをリンク先の記事によって使い分ける
  • 外部リンク→別ウィンドウ

この記事では、検索で流入してきた読者に対して内部リンクと外部リンクを別ウィンドウでと同一ウィンドウどちらで表示するべきかについて考察したいと思います。

あくまでこれが正解ではなく、1つの意見として見ていただけますと幸いです。

内部リンクを同一ウィンドウにするメリットとデメリット

リンク先を同一ウィンドウにするか、別ウィンドウにするかをリンク先の記事によって使い分ける理由はスマートフォンユーザーの利便性を考えたためです。
ウェブブラウジングでスマホを使うユーザーの割合は年々増えており、無視することはできません。

まずは内部リンクを同一ウィンドウにするメリットとデメリットについてまとめ、そこからリンク先の記事によって使い分ける理由を説明したいと思います。

リンクを開く時、同一ウィンドウにするメリット

  • スマホユーザーのタブ切り替えの手間を省ける(スマホは1画面1ウィンドウ)
  • スマホの場合、別タブでリンクを開く時のアニメーションをカットできる
  • スマホなら戻る(スワイプ)で簡単に前のページに戻ることができる

とにかくスマホユーザーの手間を減らしたい場合はリンクを同一ウィンドウで開くようにしておいた方がいいでしょう。
ただ、手間を減らすことが読みやすさに繋がるかと言われると疑問を感じます。

リンクを開く時、同一ウィンドウにするデメリット

  • 記事を行ったり来たりさせてしまう
  • 内部リンクが数珠繋ぎのように張り巡らされている場合、読みにくくなる

記事に内部リンクが多く設置されていて、読者が1つ1つを丁寧に読んだ場合、同一ウィンドウだとリンク先を読んで、元記事に戻ったらまたリンク先の別記事に行って読んで、読み終わったら元記事に戻って・・・と記事間の行ったり来たりがたくさん発生してしまいます。

何度も行ったり来たりすると読みにくいと感じる読者が出ることもあるでしょう。

他にも、内部リンクがしっかりと設計されているサイトだと数珠繋ぎのように記事から記事へリンクで移動できます。

このようなサイトはとても素晴らしいと思いますが、同一ウィンドウでいくつもリンクを遷移させると最初に流入した記事や読者が本来求めていた記事がわからなくなることも考えられます。

内部リンクを同一ウィンドウと別ウィンドウにする時の基準

  • 同一ウィンドウ→記事途中の関連記事で読んだ後に戻ってきて欲しい場合、記事を読み終えた後に紹介する関連記事(戻ってこなくて良い記事)
  • 別ウィンドウ→記事途中で紹介する参考ページなどで後から読んで欲しい場合

記事の途中で関連性の高い過去記事へ遷移させたい時に同一ウィンドウにするか別ウィンドウにするか悩むと思います。

僕が提案したいのはリンク先の記事の内容による同一ウィンドウ遷移と別ウィンドウ遷移の使い分けです。

リンク先の関連記事を読んだ後に元の記事に戻る可能性が高い場合同一ウィンドウで遷移するのが良いでしょう。

記事の途中ではあり得ないと思いますが、記事を読み終えた後の関連記事などで元の記事に戻る可能性が低い場合同一ウィンドウで遷移するのが良いと思います。

関連記事として、いま読んでいる記事が読み終わった後に読んで欲しい場合別ウィンドウで開いて後から読んでもらうのが良いでしょう。

個人的には内部リンクも外部リンクも全て別ウィンドウで開きたいのですが、スマホユーザーを考慮すると元記事とリンク先の記事の関係性によって同一ウィンドウで遷移させることも必要だと思いました。

外部リンク

外部リンクは自分のサイトから明確に離れることを示した方が良いと思うので別ウィンドウで遷移した方がいいと思います。

参考サイト

・バズ部

SEO対策、コンテンツマーケティング論で有名なサイト。

バズ部のサイトの内部リンクは全て「target=”_blank”」(別ウィンドウで開く)がつけられています。

その理由について以下のように書いてあります。

通常、リンクをクリックすると今開いているウインドウが、そのままリンク先のページを表示する。これでは今開いているページとリンク先ページを見比べた時や、後になって現在のページをもう一度見たい時に多少不便だ。

そんな時に使うのが target=”_blank” という設定だ。

弊社では、記事中のリンクには全てこの設定を行い、ナビゲーションメニューやパンくずリストのリンクなどは行わないようにしている。

引用:サイトのSEO効果を高めるリンクタグの使い方/バズ部

バズ部では読者がどのようにサイトを使っているか、どのように記事を読んでいるかを最大限に考慮してリンク先を同一ウィンドウにするか別ウィンドウにするか設定していますね。

確かにバズ部の記事は内部リンクが細かく張り巡らされているため別ウィンドウで開かないと正直読みにくいです。
そんな読者の気持ちを先に考えて全ての記事のリンクは別ウィンドウにしているのだと思います。

結局は自分のブログを読者がどう読んでくれるかを考えてリンク先を同一ウィンドウにするか別ウィンドウにするか設定すべきなのでしょう。

まとめ

「内部リンク」と「外部リンク」を開く時は同一ウィンドウか別ウィンドウかの基準について書きました。

  • 内部リンク→同一ウィンドウと別ウィンドウをリンク先の記事によって使い分ける
    • 同一ウィンドウ→記事途中の関連記事で読んだ後に戻ってきて欲しい場合、記事を読み終えた後に紹介する関連記事で元記事に戻ってこなくて良い場合
    • 別ウィンドウ→記事途中で紹介する参考ページなどで後から読んで欲しい場合
  • 外部リンク→別ウィンドウ

僕は読者のことを想定してこのように設定しています。
結局は読者目線でリンク先を同一ウィンドウと別ウィンドウどちらにすれば読みやすいかを考えながらご自身のブログのリンク先を同一ウィンドウにするか別ウィンドウにするか決めるのが良いと思います。

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